2022年10月29日、東京印章協同組合による蔵書印まつりの篆刻体験が、3年ぶりに東京都千代田区神保町にて開催されましたので参加してきました!
蔵書印とは
自身の所有する書物を、自らのものと証明するために使用する印章のことです。中国の宋(960年~1279年)の時代からあり、約1,000年の歴史があります!
今回体験する社員紹介
職業:デザイナー
篆刻:初めて
意気込み:細かな作業が好きなので、楽しみです!
蔵書印作りの流れ
蔵書印を作る工程はこちらになります。
1:印面に書く1文字を決める
2:印稿を描く
3:印稿の通りに彫る(今回体験しました)
今回作製する印章は、私の下の名前の『渚』にしました。事前にオンライン予約をする際、彫りたいたい文字はお伝えしています。印稿は職人の方が事前に書いてくださっており、体験者は印稿を元に篆刻していきます。
実際に彫ってみました
今回アドバイスをくださる方は、相原先生です。今回来てくださっている職人さんの中で一番職人歴が長いそうです。よろしくお願いします!
『渚』という文字がなかなか複雑だったため、うまく彫れるか心配で、最初の方は恐る恐る彫っていました。
途中、『うまく彫る必要なんてないですよ。むしろ緊張せず大胆に彫ってみる方が、手彫りの味が出て素敵な印章になりますよ。』と相原先生からアドバイスをいただいたき、強張りが解け、楽しみながら篆刻できました!ある程度彫り終わった後、『もう少し深く彫った方が良いですよ。』とアドバイスをいただき、残り時間10分程で最終調整し、なんとか完成!
相原先生に印面の角を少し丸めて調整いただき、より味のある蔵書印が完成しました。また、印章の側面に『渚 刻』と即席で篆刻していただきました!
今回たくさんのアドバイスをいただいた職人の相原先生、本当にありがとうございました!大切に使います!
篆刻終了後、受付にて、作製した蔵書印を紙に捺印して頂き確認してみます。くっきりと『渚』という印影が!
体験の最後に、篆刻体験修了証をいただきました。感動の達筆です。本当にありがとうございました!最近使う場面が減っている印章ですが、今回世界に一つだけの自分の蔵書印を作ってみて、古き良き文化を大切にしていきたいなと思いました。自分で作ると愛着が湧きますね。大切に使っていきます。
最後に受付横のおみやげ販売所で、ハンコ手作りセットを購入しました!これでいつでも篆刻出来ます!
最後になりますが、蔵書印まつりを盛り上げてくださった組合スタッフの皆様、ありがとうございました!来年も参加させていただきます!よろしくお願いします!
(おまけ)可愛い姉妹も篆刻体験に挑戦!
別日ですが、弊社別スタッフがお子様と一緒に体験したとのことで、そちらの写真もご紹介します。
小学生(中学年)と、幼稚園生の姉妹お2人。刃物の持ち方や力加減がなかなか難しく、ご両親と一緒になんとか完成!お子様だけで体験するのは難易度が高いとの事でしたが、終始楽しそうにされていたそうで、良い体験になってよかったですね!
東京手彫り印章のご紹介
職人さんの手仕事が分かりやすく掲載されています。印章の製作工程や実演動画もありますので、ご興味のある方は是非覗いてみて下さい。オフィススギモトは東京印章協同組合に加盟しています。詳しくはこちら
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オフィススギモトでは1907年の創業以来、印章の作製をおこなっております。
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オフィススギモト特別取材班
日本全国津々浦々のイベントに、ぶっこみ体験取材を敢行しています! 次にぶっこむのは君の街かもしれない!