役目を終えた古い印章(ハンコ)を京都下鴨神社に奉納いたします

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役目を終えた古い印章(ハンコ)を京都下鴨神社に奉納いたします

みなさん、下に掲載している写真を見て、いったい何をしているかお分かりでしょうか?
実は、みなさんの会社や、ご自宅でも身近な“あるもの”を削っているのです。

その“あるもの”とは…?

また、もうひとつ質問です。みなさんは、10月1日が「何の日」かご存知でしょうか? 「衣替えの日」、東京都にお住まいの方なら、「都民の日」として認識されているかもしれません。もちろん、正解です。

実は、10月1日は「印章の日(ハンコの日)」でもあるのです。
1873年(明治6年)10月1日の太政官布告によって公式の書類に、実印を押すように定められたことに由来して、全日本印章業組合連合会が「印章の日(ハンコの日)」として制定しました。
署名捺印という文化が日本に定着するようになった記念の日でもあるようです。

この10月1日「印章の日」を記念して、毎年9月の最終日曜日に京都下鴨神社にて、役目を終えた古い印章を奉納する、「印章祈願祭」が執り行われています。
世界文化遺産にも認定されている下鴨神社は、「契約の神」、「印鑑・はんこの神様」としても知られています。

厳かな雰囲気の中で、役目を終えた古い印章を祈祷した後、印納社(いんのうのやしろ)と呼ばれるお社へ奉納されます。
長年、自分自身の意思を代弁し続けた印章が、このように大事に扱われれば、とても安心できるのではないでしょうか。

弊社オフィススギモトでは、お客さまから不要になった印章を回収し、下鴨神社に奉納させていただく業務を承っています。
会社の名称変更や、組織変更に伴う部名変更などによって、不要になった印章、ハンコはございませんか?
また、近年の「脱ハンコ」化に伴い、会社名など大切な情報が入った印章の処分にお困りではないでしょうか?


冒頭の写真の削っている“あるもの”とは…?
すでに、お分かりだとは思いますが、印章、ハンコ”を削っているのです。

弊社では、印章、ハンコの印面を削って、お客様の情報を削除した上で、下鴨神社に奉納させていただいております。
ご希望のお客様には、印面の情報を削除したことの証明書と、削った後の印章の写真を提出しています。
本来、下鴨神社に奉納させていただく上で、必ずしも印面を削る必要はありませんが、印章の悪用などを心配されるお客様には大変ご安心いただいております。
不要になった印章、ハンコの処分にお悩みなら、お気軽にお問い合わせください。

近年、提唱されている働き方改革や、在宅勤務、テレワーク等の推進により、今後さらなる「脱ハンコ」化の流れが促進されていくものと思われます。
手段としての押印、捺印の機会は少なくなっていくかもしれませんが、文化としての印章、ハンコの伝統は大切に後世に残していきたいものです。

今回、役目を終えた古い印章の回収、奉納のご紹介をさせていただきましたが、もちろん弊社では、印章の他、各種ゴム印・浸透印など、熟練のスタッフがご案内させていただいております。
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オフィススギモト広報担当

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